安藤広大
1. リーダーとしてすべきこと
- 部下に嫌われるのを恐れるのではなく、組織の利益が下がることを恐れる
- 好かれる・嫌われるという感情よりも、ルールによる行動を徹底させる
どうしてもルールを守らない・守ろうとしない人は「会社に合わない人」なのだとみなす - 部下へ適度な負荷(=目標)を与える(p169)
緊張感無くして成長はない。ただし恐怖政治をするというわけではない。 - とりあえず1度やらせてみる
やったことないことを事前に説明されても理解できない。まずはやらせてみる。そして責任はリーダーが取ると明言する。 - 部下から報告には淡々と「事実」を聞く
特に目標未達時の報告時には。感情は入れない。 - 指揮に徹する。プレーヤーとしての先頭はメンバーに任せ、競争させ、組織を成長させる。
- 30代を過ぎると個人の能力は落ちてしまうため、マネジメントへシフトするのが良い。
初めてリーダーになるタイミングは、初めて組織のことを考えるタイミングです。それは、「自分の利益」以外のことを考えるということです。
p160
リーダーにならない限り組織のことを考えて行動するのは難しい。またそれをメンバーに求めるもの無理がある。組織のことを考えて欲しいならばそのメンバーをリーダーなど責任ある役職につけるのが良いのかもしれない
2. 1on1はリーダーの位置を間違えたダメな方法
部下に寄り添うことなど求めていない。寄り添うと、できなかった時の言い訳を聞いて欲しいから、「話を聞いてくれるリーダー」が求められてしまう。
寄り添うリーダーが、成長の止まっている状態を正当化してしまう
部下に確認するのは、あくまでも「情報を吸い上げる」という行為だけ
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